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たゆたえども沈まず

 この言葉はフランス・の首都パリの紋章に記された標語です。パリの歴史的な誇り、困難に屈しない精神を象徴しているそうです。原語では Flctuat nec mergitur. 世界史の知識に乏しい私でも、パリの市章にこの言葉が記された重みを何となく感じます。自分たちの歴史に誇りを持ち、様々な困難に打ち勝ち、世界に冠たる文化・芸術を育て上げた矜持のようなものを感じます。   閑話休題。「世の中は三日見 […]

私たちは3つの時間を生きている。

 作家の五木寛之さんが、とあるエッセイで、「ガラクタに包まれて暮らしている」と言っていました。「できるだけモノを捨てないで生きていこうと思っている」とも。 断捨離にかなりの時間とエネルギーを費やしている私にはちょっと気になるエッセイでした。  その理由は、「回想には依代(ヨリシロ)が必要」だからということです。「人は3つの時間を生きている。過去・現在・未来の3つの時間。回想と、思想、空想と言い換え […]

沖の干潟遥なれども、磯より潮の満つるがごとし。

/ (原 文) 死期はついでを待たず・・・沖の干潟遥なれども、磯より潮の満つるがごとし。                            ==徒然草155段==(解 説) 「死期(しご=いつ死ぬか)はついで(順序)を待たず」とは、「人間はいつ死ぬか分からない」ということ。 遠浅の海では、潮が引くと沖の方まで、ずっと干潟が続きます。沖のほうから順番に潮が上がって来るだろうと思って、遊び呆けてい […]